2008年8月28日木曜日

誰も教えてくれない学生ビザの申請方法(面接編)

書類を全て揃え、ビザ申請料金を支払い、
SEVIS料金を支払い終わったら後は面接だけです。
アメリカ大使館のウェブサイトから面接の予約をし、
いよいよビザ申請最後の砦に挑みましょう。

アメリカ大使館はザ・お役所と言える場所です。
少しでも書類に不備があれば顔色ひとつ買えず

「お帰りください」と言われます。

抗議やクレームも一切受け付けません。
うちが嫌ならアメリカ行かなければ?
ぐらいの対応でくる時がありますので、
なるべく事前に何が大使館で起こるのかを
ココで把握しておきましょう。

ます最初に注意しなければならないのが面接時間です。
もし予約の時間が午前 10 時であれば、最低でも
30 分は早く現地に着いているようにしましょう。
大使館前に長い列が出来ている事が多いので、
並んでいる人もしくは係員に正しい列かどうかを
確認した後に並んでください。

まず大使館に入る前に、空港にあるような
セキュリティーチェックをさせられます。
そして携帯を預けることになりますので、
携帯にメモなどを残している場合は
紙に書いておくことをおススメします。

セキュリティーチェック後、いよいよ大使館内に
入ることが出来ます。まずドアの前に書類を簡単に
確認する係員がいますので、全ての書類を
正しい順番で揃え係員に渡しましょう。
この時に私は DS- 156 のバーコードが不鮮明だと言われ、
面接終了までずっとドキドキさせられました。

係員から問題ないと書類を返してもらったあとは、
その係員から指示された窓口に自分の書類を
提出してください。

30分から1 時間ほどすると名前が呼ばれ、
両手の指紋を機械でとられます。
名前は繰り返して呼ばれませんので、
聞き逃さないように気をつけてください。

指紋を取られた後、混み具合にもよりますが
およそ30分ぐらいでもう一度名前と窓口番号を
呼ばれますので、窓口まで行ってください。
いよいよここからが面接です。

何を聞かれるのか。
何分ぐらいかかるのか。
英語は理解出来るのだろうか。
やはり相当な圧迫面接なんだろうか。

初めての人は色々と悩むかもしれません。
私も恥ずかしながらそのうちの一人でした。
さて、実際の面接はどうかというと(日本語訳で)


係員「こんにちは(笑顔)」

私「どうもこんにちは」

係員「アメリカには勉強しにいくの?」

私「はいそうです。アニメーションを学びにいきます」

係員「そうなの、素晴らしいじゃない。どこの大学?」

私「ありがとうございます。カーネギーメロン大学です」

係員「いい大学ね。それじゃあ貴方のビザは本日から
約 1 週間ほどで自宅に届くから、しっかりと
無くさないように。楽しんできてね」

以上で終了でした。
1分も無かったと思います。

自分は交換留学ということもあって、
身分がはっきりしていたので早かったのかもしれません。
私費留学の場合でも基本的にあっさり終わるみたいです。

しかし中には10分程かかる人もいるそうなので、
しっかりと自分が何の為に留学に行くのか、
何を学んでくるのか、そしてそれを日本に帰ってきて
どう活かすのかぐらいは英語で伝えれるようにしておきましょう。

ビザ面接は「不法滞在しません。学生ビザで働きません」
ということを口答で証明出来れば問題ありませんので、
あまり深く考えず、緊張しないで気楽に当日挑んでください。

また、留学先でアルバイトなどを考えている人も、その場では
勉学一本で考えていますと伝えておきましょう。
基本的に学生ビザで働く事を不法就労となりますので、
留学後もアルバイトを探す時には注意してください。
大学側で求人を出しているキャンパス内の仕事であれば
問題はないでしょう。

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