2011年3月28日月曜日

起業家なら必ずチェックしておくべき本【はじめの一歩を踏み出そう - マイケル・E・ガーバー】

米国の多くの起業家に支持されているマイケルEガーバーの
「はじめの一歩を踏み出そう」という本を読みました。
以下、個人的に心に響いた読書メモです。
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起業家の仕事は、疑問をもつこと、想像すること、夢を見ること。
そしてありとあらゆる可能性を追求すること。

起業家、マネージャー、職人の人格をコントロールする必要がある。

本当の信頼関係は「お互いを知ること」で生まれる。
「盲目的に相手を信頼すること」ではない。

事業計画は必ず紙にまとめる。頭と心でもやもやしていた計画に
より具体性をもたせるためだ。計画を現実に移す最初のステップ。

会社の将来像を描き、将来像を描いた後にそのような会社なら
どんな行動をするべきかを問いかける。そして創業当初から
厳しい基準で経営を行う。優良企業は初めから優良企業として
経営を行っていかなければ実現されない。

あなたの事業はあなたの人生ではない。
事業に奉仕するのではなく、事業があなたの人生に奉仕するはずである。

創造とは新しいものを考えだすことで
イノベーションは新しいものを実行すること。
イノベーションを起こす際は、必ずビフォーアフターの
数値を把握しておく必要がある。そうすることで
何が売上向上に貢献したのか、またはしなかったのかが明確になる。

あなたが考えている事業は取り組むだけの価値があるのだろうか?
その事業は人々の不満を解決することが出来るだろうか?
もしYESの場合、どのような事業を目指すべきか。また顧客は誰か。

従業員が自分1人だとしても、組織図を作る必要がある。
そして役職契約書を作成し、サインをする。
人を雇いだしてから作るのでは遅い。

事業とはゲームであり、経営者の仕事はゲームのルールを作ることである。
ルールがよくつくられているほど、ゲームは面白くなり、
従業員の意欲を高められる。ゲームに引き込むには、
まずゲームのルールをうまく伝え、その面白さを理解してもらわなければ
業績のいい企業をつくり出すことはできない。

スモールビジネスは、行動がすぐに結果として表れるほど小さく、
あらゆるアイデアを試すのに十分なほど大きい世界である。
世界を変え、人生を変えるには、スモールビジネスという
小さな自分だけの内部の世界をつくらなければならない。
実践しないかぎり、本当に理解することは出来ない。
実践に移すまではアイデアは思いつきにすぎず、
イノベーションを起こすことはできない。

聞いたことは忘れてしまうが、見たものは記憶に残る。
しかし、自ら実践しないかぎりは、何も理解することはできない。
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ふつふつとやる気が湧き出てくるいい本でした。
起業したいけど踏ん切りがつかない、
どうしたらいいか分からない、
失敗するのが怖い、
そんな人にオススメする1冊です。

2011年3月20日日曜日

1週間での変化。

まず最初に。
今回の震災で被害を受けた皆さんにお見舞い申し上げます。
そして、尊い命を失った方々を深く哀悼するとともに、
ご遺族の皆さんにお悔やみ申し上げます。

多くのブログに書かれていることではありますが、
本当にここ1週間で色んなことが起こり、
これまでの平凡な生活の幸せや快適さを思い知らされました。
普段何気なく使っているインフラが不安定になるだけで
ここまで社会がうまく機能しなくなるものなのかと。


何よりもここ1週間で日本人であることの誇り、
本能的に遺伝子に組み込まれている
いかなるときでも他人を思いやる気持ちと
不屈の精神を再認識させられました。

Twitter上で被災地からこんな言葉も。

「わたしたちは、人が楽しんでいるのをうらやむほど
落ちぶれてはいない。笑って楽しんでいてほしい。
私たちもすぐに追いつきますから」

一体どれだけ寛大で心が強い人なんだと。
何の障害も被害もなく、むしろ恵まれた環境にいても
他人の幸せを妬み、僻む人が都内には大勢いるというのに。

こんな状況だからこそ、よりよい日本を作り上げるべく
1人でも多くの人、特に若い人間が立ち上がるべきだ。
起業を通じて人に喜ばれるものを生み出し、
経済活動に参加することで社会に貢献し、
結果として生まれた利益を日本復興のために回せば
いい循環が生まれていくと自分は信じている。

村上龍さんがNYタイムズにこんなメッセージを残している。 

「私はかつて”この国に唯一ないもの、それは希望”と書いた。
いまは逆だ。食料も水も医薬品も足りない。燃料も不足。
政府も仕事が追いつかない。
だが、いまの日本人が唯一持っているもの、それは希望だ」

希望さえ持っていればあとは何とかなる。
何に対する希望かは人それぞれだけど、
諦めずに追い求め続ければきっと希望は叶う。
そのためにも1歩ずつ着実に前に進んで行きたいと思う。

2011年3月6日日曜日

脳を休める事も大事。

ずっと一つのことを考えていると
どうしても行き詰ってしまう。
そんなときは全く関係ないことでもして
一旦頭から考えるべき事柄を排除して
頭の中をリセットしよう。

自分の場合は読書だったりゴルフだったり映画を見たりしています。
その中でも一番いいリセット方法は人と話すことかな。
現在計画中のアイデアも友人とのふざけた会話から
少しずつ具体的な話に落とし込んでいったことだし。

明日もまたしっかり頭回転させていこう。