2011年3月20日日曜日

1週間での変化。

まず最初に。
今回の震災で被害を受けた皆さんにお見舞い申し上げます。
そして、尊い命を失った方々を深く哀悼するとともに、
ご遺族の皆さんにお悔やみ申し上げます。

多くのブログに書かれていることではありますが、
本当にここ1週間で色んなことが起こり、
これまでの平凡な生活の幸せや快適さを思い知らされました。
普段何気なく使っているインフラが不安定になるだけで
ここまで社会がうまく機能しなくなるものなのかと。


何よりもここ1週間で日本人であることの誇り、
本能的に遺伝子に組み込まれている
いかなるときでも他人を思いやる気持ちと
不屈の精神を再認識させられました。

Twitter上で被災地からこんな言葉も。

「わたしたちは、人が楽しんでいるのをうらやむほど
落ちぶれてはいない。笑って楽しんでいてほしい。
私たちもすぐに追いつきますから」

一体どれだけ寛大で心が強い人なんだと。
何の障害も被害もなく、むしろ恵まれた環境にいても
他人の幸せを妬み、僻む人が都内には大勢いるというのに。

こんな状況だからこそ、よりよい日本を作り上げるべく
1人でも多くの人、特に若い人間が立ち上がるべきだ。
起業を通じて人に喜ばれるものを生み出し、
経済活動に参加することで社会に貢献し、
結果として生まれた利益を日本復興のために回せば
いい循環が生まれていくと自分は信じている。

村上龍さんがNYタイムズにこんなメッセージを残している。 

「私はかつて”この国に唯一ないもの、それは希望”と書いた。
いまは逆だ。食料も水も医薬品も足りない。燃料も不足。
政府も仕事が追いつかない。
だが、いまの日本人が唯一持っているもの、それは希望だ」

希望さえ持っていればあとは何とかなる。
何に対する希望かは人それぞれだけど、
諦めずに追い求め続ければきっと希望は叶う。
そのためにも1歩ずつ着実に前に進んで行きたいと思う。

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