まず最初に。
今回の震災で被害を受けた皆さんにお見舞い申し上げます。
そして、尊い命を失った方々を深く哀悼するとともに、
ご遺族の皆さんにお悔やみ申し上げます。
多くのブログに書かれていることではありますが、
本当にここ1週間で色んなことが起こり、
これまでの平凡な生活の幸せや快適さを思い知らされました。
普段何気なく使っているインフラが不安定になるだけで
ここまで社会がうまく機能しなくなるものなのかと。
何よりもここ1週間で日本人であることの誇り、
本能的に遺伝子に組み込まれている
いかなるときでも他人を思いやる気持ちと
不屈の精神を再認識させられました。
Twitter上で被災地からこんな言葉も。
「わたしたちは、人が楽しんでいるのをうらやむほど
落ちぶれてはいない。笑って楽しんでいてほしい。
私たちもすぐに追いつきますから」
一体どれだけ寛大で心が強い人なんだと。
何の障害も被害もなく、むしろ恵まれた環境にいても
他人の幸せを妬み、僻む人が都内には大勢いるというのに。
こんな状況だからこそ、よりよい日本を作り上げるべく
1人でも多くの人、特に若い人間が立ち上がるべきだ。
起業を通じて人に喜ばれるものを生み出し、
経済活動に参加することで社会に貢献し、
結果として生まれた利益を日本復興のために回せば
いい循環が生まれていくと自分は信じている。
村上龍さんがNYタイムズにこんなメッセージを残している。
「私はかつて”この国に唯一ないもの、それは希望”と書いた。
いまは逆だ。食料も水も医薬品も足りない。燃料も不足。
政府も仕事が追いつかない。
だが、いまの日本人が唯一持っているもの、それは希望だ」
希望さえ持っていればあとは何とかなる。
何に対する希望かは人それぞれだけど、
諦めずに追い求め続ければきっと希望は叶う。
そのためにも1歩ずつ着実に前に進んで行きたいと思う。
2011年3月20日日曜日
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